第3回「わいわい工作わくわく実験ひろば」を開催しました。(7/6)

2014.07.10

テーマ名および内容:「手廻し映画をつくろう!」
 内容:最初に「手廻し映画」づくりに挑戦しました。まず、手廻し映写機の本体および動画の原形となるコマを描いた型紙を予め引かれた線に沿ってハサミで切断しました。映写機本体には予めスリットが設けられており、この型紙を紙プレートの裏底に円筒状にホッチキスで固定し、さらにプレートの表側に両面テープで釘製の回転軸を固定し、それをストローで浮かせて回転し易くしており透明のプラスチック製コップに立てるように組み立てるようにしました。そして、先にハサミで切断した動画の原型を円筒状にホッチキスで組み立てたものを映写機本体の内側に挿入して固定したのち回転させてやり、その回転の様子をスリットの外側からみると1コマ1コマの絵が連続的にまるで映画を見ているように見えるのに子どもたちは感激していました。次に、各自で1コマ動画のオリジナルを作成しましたが、自分で描いた動画が思い描いた動きになっていたのをみて、歓声が上がっていました。
 もう一つの内容は、錯覚の話題で「首振りドラゴン」づくりを解説しました。また、数枚のパネルを用いて面白い錯覚の絵の紹介を行い、それらの絵がどのように見えるかを尋ねましたが、子どもたちの中には錯覚を認識したものあり、認識しないものもありで、楽しく参加していました。
 今回の参加者は、子ども45名、保護者を含めると90名弱で1階合同講義室を利用して工作するのに丁度よい人数で実施することができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。